研究課題
酸化チタンを体内人工物表面処理(薄膜)と溶液(微粒子)の両方で有効な殺菌性と低い生体毒性を確認し,今後の臨床応用の可能性を見出した。本研究を皮切りに複数の学会でも「無機抗菌材料」というセッションが設けられるようになり,抗菌剤など既存の対策とは別の感染症予防戦略として認知されてきた。本事業により,2012年以降の関連する掲載論文13件(英字論文4件),学会発表54件(国際学会4件)の成果を得た。現在,酸化チタンの触媒反応を別の刺激によって惹起することで,感染症の「予防」から「治療」に重点を置き,更なる研究を推進している。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (14件) (うち招待講演 3件) 備考 (1件)
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http://www.nagasaki-seikei.com/