研究課題/領域番号 |
24592237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
永野 聡 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (50373139)
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研究分担者 |
小宮 節郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (30178371)
瀬戸口 啓夫 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (40423727)
小戝 健一郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (90258418)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 遺伝子治療 / ヘッジホッグシグナル / 骨軟部腫瘍 |
研究成果の概要 |
骨肉腫の細胞内シグナル伝達に重要なGLI2をターゲットとして、三酸化ヒ素(ATO)が骨肉腫細胞株の増殖を抑制することを明らかにした。ATOは白血病に対して承認された薬剤であり、早期の臨床応用が可能であると期待される.我々が開発したSurvivin依存性癌特異的増殖型アデノウイルス(Surv.m-CRA)の、通常治療抵抗性の横紋筋肉腫幹細胞への高い有効性を報告した。GLI2の標的遺伝子であるribosomal protein S3 (RPS3)をノックダウンすると、骨肉腫の浸潤能・移動能が抑制された。また、Surv.m-CRAを用いた医師主導治験の準備を着実に進めており、今後の発展が期待される。
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自由記述の分野 |
骨軟部腫瘍
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