研究課題/領域番号 |
24592238
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
川畑 直也 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 研究員 (60626836)
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研究分担者 |
小宮 節郎 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30178371)
瀬戸口 啓夫 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (40423727)
永野 聡 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (50373139)
あべ松 昌彦 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, その他 (70448190)
田邊 史 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90619199)
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キーワード | Hedgehog / 骨軟部肉腫 / 転移 / 横紋筋肉腫 |
研究概要 |
すでにマイクロアレイにて同定してある、SMO,GLIをノックダウンしたときに発現・活性が変化する遺伝子の発現がreal-time PCR, western blotにてヒト骨肉腫と横紋筋肉腫細胞株で発現が正常細胞と比較して上昇していることを見出した。上記で確認した候補因子をsiRNAでノックダウンするとin vitroにおいて骨軟部肉腫細胞の浸潤能が低下することが示された。上記で確認した候補因子を expression vectorを用いて骨軟部肉腫の起源細胞の有力な候補である間葉系幹細胞に強制発現させて colony formation assay, Wound healing assay, membrane assayを使用して評価したところ、間葉系幹細胞の浸潤能が亢進することが示された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
Plos Oneに第一報、第二報を報告できたこと。J Transl Medに第三報を掲載できたことより順調であると判断します。またSMOやGLIにより、発現や活性が制御される因子の抑制による骨軟部肉腫浸潤能への影響の解析が当初の計画通りに実行できている。
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今後の研究の推進方策 |
Hedgehogの下流で骨軟部肉腫の移動・浸潤・転移に関与している因子の機能を詳細に検討する。具体的には候補因子ををshRNAでノックダウンさせてヌードマウスの膝に移植して肺転移能をin vivo imagingを用いて評価する。その後形成された腫瘍を免疫染色やRT-PCRで検討して、細胞浸潤関連遺伝子の発現を評価する。また骨軟部肉腫の患者組織における候補因子の発現を検討して予後との関連しているか調べる。
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