深指屈筋腱を横切後腱縫合を行い術後ギプス固定3週後に腱剥離を加え以降自動運動を行わせ3週後評価した群(T in vivo群)、3週固定後に腱剥離を行わず自動運動を行わせその3週後評価した群(F群)、3週固定後安楽死させ腱剥離を行った群(T in vitro群)、コントロール群(C群:対側)とした。滑走抵抗はC群とT in vivo群、T in vitro群ではC群が低かった。T in vivo群とT in vitro群間ではT in vivo群が低かった(p<0.05)。なお、F群では癒着のため滑走抵抗測定ができなかった。 腱縫合後腱剥離を追加することで、滑走抵抗の少ない腱再建が実施できる。
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