研究実績の概要 |
平成26年度は股関節動態をさらに詳細に解析する目的でイメージマッチング法を用いて解析を行った。正常股関節での座位やしゃがみ込み動作時には骨盤の後傾と股関節屈曲の複合的な動作が組み合わさって行われていることを高精度で再現し、報告した。 Hara D, Nakashima Y et al: Kinematic analysis of healthy hips during weight-bearing activities by 3D-to-2D model-to-image registration technique BioMed Research International 2014 (e-pub)
また、疼痛発症と股関節形態の関係を調べ、axial planeでの臼蓋・大腿骨versionが従来のパラメーターに加えて重要であることを見出した。さらに臼蓋後捻例は大腿骨側のversionと無関係に若年での発症が確認された。現在投稿中である。
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