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2014 年度 研究成果報告書

加齢依存性変形性関節症に関わる新規クロマチン蛋白

研究課題

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研究課題/領域番号 24592282
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関宮崎大学 (2013-2014)
東京医科大学 (2012)

研究代表者

谷口 昇  宮崎大学, 医学部, 助教 (20626866)

研究分担者 中島 利博  東京医科大学, 医学部, 教授 (90260752)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード変形性関節症 / 加齢 / 軟骨代謝
研究成果の概要

クロマチン蛋白HMGB2は加齢依存性の変形性関節症を引き起こす原因遺伝子であることが既に報告されている。今回我々はマウス骨髄細胞より間葉系幹細胞(MSC)を確立し、野生型MSCとマイクロアレイで比較した結果、Hmgb2-/- MSCで最も発現が低かった遺伝子Xは、早老症の原因遺伝子として報告されていた。これはHMGB2-遺伝子Xのカスケードが、老化現象に密接に関わることを意味する。HMGB2-/- MSCは軟骨分化のみならず、骨分化、脂肪分化にも影響を及ぼすため、これまで報告されたWnt/beta-cateninシグナル以外にも、関節軟骨変性に影響を及ぼす他の経路が存在する可能性が示唆された。

自由記述の分野

整形外科学

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公開日: 2016-06-03  

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