• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

カルニチンエステルの脳保護作用:スピン解析による検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24592304
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関大分大学

研究代表者

徳丸 治  大分大学, 医学部, 准教授 (40360151)

研究分担者 北野 敬明  大分大学, 医学部, 教授 (20211196)
横井 功  大分大学, 医学部, 教授 (80150366)
古賀 寛教  大分大学, 医学部, 助教 (50468013)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアセチル-L-カルニチン / 脳保護 / 核磁気共鳴法 / 電子スピン共鳴法 / フリーラジカル / 抗酸化能 / ラジカル消去能 / 高エネルギーリン酸
研究成果の概要

脳組織は血流の途絶(虚血)に対し非常に脆弱である。脳の虚血傷害に対してさまざまな脳蘇生療法が導入されつつあるが,いまだその効果は限定的であり,新たな治療方法の開発が必要である。アセチル-L-カルニチン(ALCAR)は生体内に存在する化合物であり,クエン酸回路へのエネルギー源の供給と抗酸化作用によって脳保護効果を有するといわれている。
本研究課題は,ALCARの脳エネルギー代謝への効果を核磁気共鳴法によって,抗酸化能を電子スピン共鳴法によって評価した。虚血負荷からの回復時の脳エネルギー代謝の改善と直接的なフリーラジカル消去能が,ALCARの脳保護効果の機序であることが示唆された。

自由記述の分野

生理学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi