研究課題
基盤研究(C)
敗血症由来の中枢神経障害において大脳皮質の変化と治療法の確立を目的とした。敗血症での大脳皮質神経細胞活動のシナプス伝達変動とラット意識レベルの変化との関連の検討を行った。次に、病態の進行状態とHMGB-上昇との関連を検討し、HMGB-1の濃度変化と病態進行具合の一致が観察された。病態の進行に相応した抗HMGB-1抗体(Edaravone)を投与することによる大脳皮質神経細胞内の神経細胞活動とラット意識レベルの改善の検討したが、Edaravoneは神経症状悪化を食い止めることは出来なかった。
麻酔・蘇生学