研究課題
基盤研究(C)
急性腎不全は重篤な病態であるがクレアチニンの上昇までには数日かかるため早期バイオマーカーの研究がなされている。大動脈ステント手術では造影剤や手術操作により腎障害になる可能性があるが腎障害の早期バイオマーカーについては調べられていないので調査した。42人のうち14%に早期腎障害が発生した。腎障害の早期バイオマーカーNGALはCrで補正したところ、Crより先に腎障害を同定できその精度も測定したバイオマーカーの中では最もよかった(感度83% 特異度97% AUC0.9)。
集中治療