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2014 年度 実績報告書

敗血症における硫化水素吸入による治療効果に関する研究―分子細胞学的検討―

研究課題

研究課題/領域番号 24592348
研究機関琉球大学

研究代表者

照屋 孝二  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50437985)

研究分担者 大城 匡勝  琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (00315483)
渕上 竜也  琉球大学, 医学部附属病院, 講師 (10381211)
神里 興太  琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (10554454) [辞退]
垣花 学  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20274897)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード硫化水素 / 敗血症 / 炎症性サイトカイン
研究実績の概要

マウス腹腔内にLPSを投与する敗血症モデルを用い、硫化水素吸入療法による生存率改善効果について、敗血症に伴うHMGB1の漏出に対する影響を検討した。HMGB1の漏出については、脊髄における神経細胞のHMGB1漏出を解析した。その結果、マウス腹腔内にLPSを投与する敗血症モデルでは脊髄神経におけるHMGB1の核外移動(細胞質への移動)が認められたが、硫化水素吸入療法群ではHMGB1核外移動は少なかった。しかしながら、両群ともに明らかなHMGB1細胞外漏出は認められなかった。これらのことから、敗血症の病態における硫化水素吸入療法は、核内のHMGB1が細胞質に漏出することを抑制する可能性がある。

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公開日: 2016-06-01  

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