1.各種機材のトラブルの為実験開始が遅れ、平成24年度計画の「1.マウス人工呼吸器関連肺障害モデルの確立」は平成25年度に達成した。 2.平成24年度の計画の「2.マウス人工呼吸関連肺障害モデルにおける肺胞洗浄液中のサイトカインの測定」は平成25年度に達成した。 3.平成25年度の計画の「4.マウス人工呼吸関連肺障害モデルに対する高炭酸ガスの肺保護作用の確認」を平成25、26年度に行い、ある程度安定した保護作用が得られるモデルの条件を決めた。また、高炭酸ガスによりIL-6が抑制されることも確認した。 4.現在平成24年度の計画の「3.マウス人工呼吸関連肺障害モデルにおけるJAC-STAT経路の関与の解明」をPCR法、ウエスタンブロット法、ゲルシフトアッセイ法で行っている。 5.平成26年度の計画の「5.マウス人工呼吸関連肺障害モデルにおける各種阻害薬の肺保護作用の効果の確認」および平成26年度の計画の「6.ヒトにおける肺保護作用の確認」は残念ながら着手していない。
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