研究課題
基盤研究(C)
人工呼吸器関連肺障害予防のための高二酸化炭素血症による肺保護作用の機序を解明するために、マウスを使った人工呼吸器関連肺障害モデルを作成した。この人工呼吸関連肺障害モデルで高二酸化炭素血症による肺保護作用が確認できた。各種サイトカインを測定したところ、高二酸化炭素血症による肺保護作用に対して、インターロイキン6(IL-6)が重要な役割を担っていると考えられた。IL-6の細胞内シグナルのうち、JAK-STAT経路が何らかの関連を示唆する結果が得られた。
麻酔学