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ERCC1および，XRCC1発現は，集学的治療施行膀胱癌患者における独立した予後予測因子として有用である可能性が示唆された．
臨床T分類，術前自然尿細胞診および，末梢血白血球数を用いたリスク分類により，術前に化学療法が推奨される上部尿路癌患者を選択できる可能性が示唆された．
日本人上部尿路上皮癌患者において特殊型組織成分の存在は，疾患悪性度の高さと関連すると考えられた．pT3以上の症例において特殊型組織成分は，腎尿管全摘術後に補助療法が推奨される患者選択に有用な因子となり得る可能性が示唆された．
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