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2014 年度 研究成果報告書

腎癌の治療反応特異的な分子シグナル経路の同定とその臨床応用研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24592400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

矢尾 正祐  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00260787)

研究分担者 中井川 昇  横浜市立大学, 医学研究科, 准教授 (00237207)
長嶋 洋治  横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (10217995)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード腎癌 / 遺伝子発現 / 予後 / 分子マーカー
研究成果の概要

腎癌の予後因子である高Ca血症およびその原因であるPTHLH遺伝子に着目して解析を行った。血清Ca値は初発時683例、再発時71例を集積した。腫瘍PTHLH発現は623例をリアルタイムPCRで検出した。高Ca血症およびPTHLH高発現は淡明細胞型のみにみられ、それ以外の組織型ではみられなかった。PTHLH高発現は淡明細胞腎癌の全生存の有意な予後不良因子であり、さらにstage IV進行例でも、MSKCC、NCCN等の予後因子を組み入れた多変量解析モデルにおいて、PTHLHが独立した予後因子であった。腫瘍PTHLH発現検出は、淡明細胞腎癌の診断・予後マーカーになりうると考えられた。

自由記述の分野

泌尿器科学

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公開日: 2016-06-03  

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