海綿体再生治療における皮下脂肪幹細胞産生パラクライン因子の機能的解析

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24592423
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 泌尿器科学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 西松 寛明 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究医 (60251295)
• 研究分担者: 鈴木 越 聖マリアンナ医科大学, 医学系研究科, 講師 (40313134) ; 高橋 政夫 東京大学医学部附属病院, 循環器内科, 助教 (00447418) ; 野宮 明 東京大学医学部附属病院, 泌尿器外科学, 助教 (30372379) ; 平田 恭信 東京大学医学部附属病院, 循環器内科, 准教授 (70167609)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 脂肪幹細胞 / 勃起不全治療

研究成果の概要

我々はSTZ尾静脈注射により作成した糖尿病ラットのペニスに皮下脂肪由来幹細胞（ASC）を注射して勃起機能と海綿体組織を評価した。ASCは勃起能を改善するとともに陰茎海綿体の海綿体組織の再生を有意に促進する事を示した。また我々はASCが様々なサイトカインを分泌する事により勃起能を改善し、海綿体構造を再生する事を発見し、サイトカインの候補としてadrenomedullin（AM）、angiopoietin-1（Ang1）を同定した

自由記述の分野

泌尿器外科学