研究課題/領域番号 |
24592452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
力石 辰也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80261303)
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連携研究者 |
佐々木 秀郎 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (30386990)
野澤 資亜利 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (40167573)
吉池 美紀 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (60398964)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 腎移植 / マトリックスメタロプロテアーゼ (MMP)-9 / 尿細管上皮 / 腎線維化 / 上皮‐間葉移行 (EMT) |
研究成果の概要 |
近位尿細管上皮(PTE)のマトリックスメタロプロテアーゼ (MMP)-9発現は尿細管泡沫状変性に伴って上昇することから、急性CNI毒性を早期に検出する指標となることが判明した。腎移植患者の血清中MMPsレベルは移植腎の状態を反映し、尿中MMP-9は炎症に伴い上昇する傾向があった。マウス腎障害モデルでは、尿細管障害に伴って発現が低下するMMP-9と増大するMMP-9が共存する結果を示した。回復可能な尿細管障害では潜在型MMP-9の発現が一過性に増強するが、腎線維化につながる急性拒絶では活性型が強発現し、その持続発現と線維化の進行にPTEへの炎症細胞浸潤が関与している可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
腎移植
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