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2014 年度 研究成果報告書

妊娠高血圧症候群の発症予防戦略構築のための研究~産科学と疫学と免疫学の融合~

研究課題

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研究課題/領域番号 24592462
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関富山大学

研究代表者

塩崎 有宏  富山大学, 大学病院, 講師 (00235491)

研究分担者 齋藤 滋  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (30175351)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード妊娠高血圧症候群 / 妊娠高血圧 / 妊娠高血圧腎症 / 周産期登録データベース / Th1:Th2細胞比 / 疫学
研究成果の概要

妊娠高血圧腎症(PE)の発症率は男児妊娠に比べ女児妊娠に多かったが、妊娠高血圧(GH)では差がなかった。なぜPEが女児妊娠で多いかを免疫学的に検討したところ、女児を妊娠している体格指数(BMI)の低い(やせた)妊婦および男児を妊娠しているBMIの高い(太った)妊婦においてヘルパー1型T細胞(Th1)優位になりやすいことがわかった。また疫学的に検討したところ、女児を妊娠しているBMIの低い(やせた)妊婦ほどPEの発症率が高く、BMIが高くなるに従い、女児優位の傾向がなくなった。疫学的にも免疫学的にもGHとPEとは異なる疾患であることから、それらの発症予防には異なる治療戦略が必要である。

自由記述の分野

周産期医学

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公開日: 2016-06-03  

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