研究課題/領域番号 |
24592473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
松崎 利也 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (70294692)
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研究分担者 |
苛原 稔 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20160070)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ペプチド / 排卵誘発 / 排卵障害 / ゴナドトロピン / GnRH |
研究概要 |
1. 目的:アロマターゼ阻害剤のletrozolを用い、従来の排卵誘発法で排卵を誘発できる排卵障害モデルラットを作成する。 2. 方法:SD系雌ラット(7週齢)を、コントロール群(n = 3)、Letrozole投与群(n = 3)に群分けした。コントロール群にはletrozoleを含まないペレットを、letrozole投与群のラットにはletrozole放出型ペレット(0.4 mg/日)を背部皮下に埋め込み、連日の腟スメアで性周期を評価した。PMSG300 IU(2~4回、投与間隔48~72時間、発情前期になるまで)を投与し、48時間後または発情前期に近い像が見られた時点でhCG150 IUを投与して、3~15時間後に排卵を確認した。排卵の確認は、卵巣の出血点及び輸卵管内の卵の存在で行った。 3. 結果:発情周期は、コントロール群のラットは実験期間を通して4~5日の周期的な発情周期を示した。一方、Letorzole投与群の発情周期は、Letsozole投与から2週間後以降には完全に消失した。 PMSG-hCG の投与により、コントロール群、Letorzole投与群ともに、全個体でPMSG-hCGによる排卵がおきた。 4. 結論:letrozoleで排卵障害を誘発し、これらの個体でPMSG-hCGにより排卵を誘発することができた。この排卵誘発モデルラットを用い、排卵誘発法の効果を評価できると考えられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
PMSG-hCGにより排卵を誘発の効果を評価できると考えられたため。
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今後の研究の推進方策 |
平成24年度に作成したモデルラットの内分泌的な検討を行う。 今後、内分泌的な検討を加える予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度に予算執行しなかった9,409円については、平成25年度の消耗品に繰り入れて、動物、試薬などの購入に充てる。
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