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2014 年度 研究成果報告書

迷走神経刺激による周産期脳障害の予防の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 24592477
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

古川 誠志  宮崎大学, 医学部, 准教授 (10347073)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード周産期脳障害 / 低酸素虚血 / ラット / 迷走神経 / 炎症 / 治療
研究成果の概要

幼若ラットの低酸素虚血による脳障害モデルで、アセチルコリン刺激薬あるいは遮断薬が脳障害を劇的に軽減もしくは増悪させた。また低酸素虚血後の脳内ミクログリアの活性化のタイミングが部位別に異なり、脳内IL-1βの産生も高まっていた。これらの結果を踏まえて、低酸素虚血後のミクログリアの活性化のタイミングに合わせて迷走神経刺激薬を投与すると、ミクログリアの活性化も抑制され脳障害が軽減した。このように周産期における低酸素脳虚血後の脳障害には炎症が強く関与し、迷走神経刺激が障害抑制に有効であるこが分かった。

自由記述の分野

周産期医学

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公開日: 2016-06-03  

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