研究課題/領域番号 |
24592482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
大口 昭英 自治医科大学, 医学部, 准教授 (10306136)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 妊娠高血圧腎症 |
研究概要 |
本年度は、4月~12月にかけて260名の妊婦コホート、および、78名のPIH発症妊婦について血液を採取した。そのうち、PIH78例、正常妊婦22例について、ECLIA法によるsFlt-1, PlGFを測定した。 測定結果は3月31日時点で戻ってきておらず、次年度に、sFlt-1/PlGF比のPE発症閾値が、再現性を持って存在しているかどうかを検証する予定である。 引き続き、妊婦コホートを集積し、最終年度に、sFlt-1/PlGF比を用いたimminent onset of PE発症予知法のexternal checkを行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究開始後、9か月で260例のコホートを集積できた。5年間で1500例のコホートを集積することが目的であるため、非常に順調な滑り出しであると考えている。
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今後の研究の推進方策 |
本年度同様に、年間300例のコホートを集積する。5年間で1500例に達したところで、sFlt-1/PlGF比のPE発症閾値を用いて、採血後4週間以内に発症するimminent onset of PEの発症予知のスクリーニング特性を検討する(external validation)。
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次年度の研究費の使用計画 |
コホート中、PEを発症した妊婦、または、正常対象例、計100例について、sFlt-1/PlGF比を測定する。
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