研究課題/領域番号 |
24592482
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
大口 昭英 自治医科大学, 医学部, 准教授 (10306136)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 妊娠高血圧腎症 |
研究実績の概要 |
平成24年4月~平成27年3月にかけて983件のコホート採血をした(妊娠20~37週:重複あり).そのうち,平成25年12月までのハイリスク妊婦コホート156例について,ELISA法によるsFlt-1, PlGFを測定した. 平成16年~平成20年にかけて収集した第1次コホートでは,妊娠26~31週での妊婦採血数が784例であったので,本年度での採血により,validation研究としては十分な数の症例するが集積したと考えた. 次年度以降,ハイリスク妊婦について,引き続きsFlt-1,PlGFを測定し,最終年度に,sFlt-1/PlGF比を用いたimminent onset of PE発症予知のexternal checkを行う予定である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
第一次コホート(784例)に見合うだけの新規コホート(983例)に対して試料を収集することができた.
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今後の研究の推進方策 |
研究開始後,33か月で,983件の試料が集まった.当初,5年間で1500例のコホートを集積することが目的であったが,第1次コホート(平成12~16年)での妊娠26~31週での採血数784例に相当する採血が集まったため,本年4月を持って,試料の収集を終了することにした. 今後は,研究資金が入り次第,ハイリスク妊婦の試料について,引き続き,sFlt-1, PlGFを測定してゆき,最終年度に,external validationのための解析を行う予定である.
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度で,sFlt-1, PlGFを測定するため.
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次年度使用額の使用計画 |
本年度,ハイリスク妊婦の試料について,sFlt-1, PlGFを測定する.
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