研究成果の概要 |
子宮肉腫病態解明のため、[F-18]fluoroestradiol (FES)と[F-18]fluorodeoxyglucose (FDG)を用いた検討を実施してきた。摘出標本を用いてER,プロゲステロン受容体(PR), グルコーストランスポーター(GLUT1), Ki67等の免疫組織学的解析も加え、PET薬剤集積と免疫組織染色スコアの相関を検討した。免疫組織染色スコアと各種核種の集積の相関では、FES集積はER、PRと有意な相関を示し、ERは相関しなかった。FDG集積はGLUT1, Ki67との相関を示し、FDG/FES比はER、PRと逆相関を示し、GLUT1, Ki67とは正相関であった。
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