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2014 年度 研究成果報告書

卵巣明細胞腺癌に高発現するHNF-1βによるがん微小環境構築機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24592532
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

藤田 知信  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20199334)

研究分担者 河上 裕  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (50161287)
岩田 卓  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30296652)
連携研究者 青木 大輔  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30167788)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード卵巣明細胞腺癌 / HNF-1beta / がん微小環境 / がん免疫抑制
研究成果の概要

卵巣明細胞腺癌(OCCC)に高発現するhepatocyte nuclear factor-1β(HNF-1β)に着目し、がん微小環境における免疫抑制を検討した。HNF-1β高発現細胞株ではNF-kBやSTAT3の活性が高く、HNF-1β発現を抑制すると、NF-kBやSTAT3の活性が減弱しIL-6の産生も減少した。HNF-1βの発現抑制により共培養した樹状細胞が活性化され、そのT細胞刺激能も増強することがin vitroおよびin vivoにおいても示された。したがって、HNF-1βはOCCCのがん免疫抑制環境に関与するとともに、それを解除する標的分子となる可能性が示された。

自由記述の分野

がん免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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