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2016 年度 研究成果報告書

蝸牛発生、機能維持、蝸牛障害におけるセラミド、スフィンゴ脂質の影響の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24592541
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関筑波大学

研究代表者

田渕 経司  筑波大学, 医学医療系, 講師 (80361335)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード内耳 / 蝸牛 / シスプラチン
研究成果の概要

蝸牛においてセラミド、スフィンゴシンがシスプラチンによる蝸牛毒性に対し、細胞障害を増悪させることが分かった。また、セラミド、スフィンゴシンはシスプラチンとの併用でなく、単独で投与しても、高用量では蝸牛に対して細胞毒性を呈した。一方でセラミド―1-リン酸(C1P)はシスプラチンによる蝸牛毒性を軽減する作用を呈した。セラミドをC1Pへと代謝するセラミドキナーゼ阻害により、セラミドの蝸牛毒性は著明に増悪することから、蝸牛における内因性のセラミドキナーゼはセラミドをC1Pへと蝸牛内で代謝することで、蝸牛を耳毒性から保護していると推察された。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科

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公開日: 2018-03-22  

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