研究課題/領域番号 |
24592629
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
谷戸 正樹 島根大学, 医学部, 客員研究員 (30284037)
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研究分担者 |
大平 明弘 島根大学, 医学部, 教授 (00169054)
原 克典 島根大学, 医学部, 助教 (00609323)
高井 保幸 島根大学, 医学部, 助教 (20397871)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 緑内障 |
研究実績の概要 |
本研究は,プロスタグランディン系眼圧下降薬(PG薬)の眼圧下降効果の個人差に関連する遺伝子について,マイクロアレイを用いて,全ゲノムレベルで探索することを目的とする。 ラタノプロスト点眼による眼圧下降効果が明らかとなっている61名のDNAサンプルの内,ラタノプロストハイレスポンダー10名とローレスポンダー10名分について,眼局所におけるPG薬の代謝に関与する遺伝子を探索する目的で、Affymetrix社製のDMET (Drug Metabolizing Enzyme and Transporter)-Chipを用いたSNP解析を行った。本チップは,薬物代謝に関する(薬物代謝酵素やトランスポーター等)遺伝子多型を解析することを目的としたDNAチップであり,FDAによって承認された遺伝子のバイオマーカーを搭載しており,PharmaADMEグループによって定義されているADME Coreマーカーの90%以上をカバーしている。今回,225遺伝子上の1936個の薬物代謝マーカーの解析を行った。本解析では,16のSNPは,ラタノプロストハイレスポンダーとローレスポンダー間にP値0.1未満の差を認めた。 また,タフルプロストとトラボプロストの薬剤反応性に関する多施設臨床研究を行い,約200名の緑内障症例について,個々の症例の薬剤反応性について調査し,臨床情報を得,学会発表,論文発表を行った。
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