研究実績の概要 |
TRPV1,TRPA1KOおよびWTマウスを吸入麻酔で鎮静し、角膜中央部をパクレンで焼灼し、角膜血管新生モデルを作成する。1,3,7,14および28日後に屠殺し、凍結切片を作成し、CD31免疫染色で新生血管の最長距離を測定して比較検討した。TRPV1、TRPA1 KOは、WTに比べ角膜新生血管の伸長が抑制されていた。角膜組織mRNAで、real-time RT-PCR法によって検討sitakekka TRPV1 KOの血管新生抑制には、TGFb1の発現低下が影響していると考えられた。これらの結果は、Journal of Ophthalmologyに掲載予定である。 TRPV1,TRPA1, TRPV4KOおよびWTマウスを吸入麻酔で鎮静し、眼底に半導体レーザー(スポットサイズ100μm、照射時間0.20秒、出力100mV)で網膜光凝固を行い、脈絡膜血管新生モデルを作成した。WTに比べ、KOは脈絡膜新生血管が抑制される。その機序について検討を行っている。
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