研究課題
基盤研究(C)
人間と同じ眼球光学系で調節の仕組みを持つ霊長類(カニクイザル)でレンズフィルを行い、水晶体の形状に伴って調節力を他覚的に評価できた。シリコンオイル、シリコンゲルでの報告は過去にあるが、ハイドロゲルを用いたものとしては初めてと考えている。嚢内注入量、嚢の形状と屈折量の調整、後発白内障の程度を調査し良好な結果を得た。今後、さらに年単位での長期の安定性、調節力の維持の確認は必要であるが、臨床応用の可能性を確認することができた。
眼科