心停止中の肺冷却により血液が冷却を行い脳保護ができる可能性が示唆されている。今回は肺を冷却するため投与する酸素を冷却する装置を考案した。輸血加温コイルを水に浸して-80℃に冷却して酸素を0℃前後まで冷却できた。この装置とMapleson D回路と組み合わせ冷却酸素を投与できる換気装置を開発した。この装置の効果と安全性を確認するため健常成人による検討を行った。7名のボランティアでこの装置で30分間呼吸したところマスク中の温度は低下し、特に障害はみられなかった。この装置での効果安全性が確立された。本研究を日本救急医学会等報告した。今後は本研究を欧文雑誌に投稿する予定である。
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