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2014 年度 実施状況報告書

血漿マイクロRNA発現による骨折治癒遅延の新しい分子治療の解明

研究課題

研究課題/領域番号 24592752
研究機関日本医科大学

研究代表者

原 義明  日本医科大学, 医学部, 助教 (20386197)

研究分担者 M GHAZIZADEH  日本医科大学, 医学部, その他 (30190979) [辞退]
清水 一  日本医科大学, 付置研究所, その他 (60398873) [辞退]
益子 邦洋  日本医科大学, 医学部, 教授 (70165695) [辞退]
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードMicroRNA / TGFB1 / BMP2 / Bone healing / Bone union / Non union
研究実績の概要

25年度までに収集した採血サンプル約60検体の血漿中TGFB1、BMP2の定量を行い、結果を得た。これの時間推移を検討し、不確定な要素のあるサンプルデータを排除し、骨癒合群n=10 例と骨癒合遷延群n=10 例を抽出し、比較した。いくつかの新しい知見を得たため、これを第40回骨折治療学会発表した。さらにこの検体に対してターゲットとしたMicroRNAの血中濃度推移を調査しようとしていたが、業者より測定費用の面で検体数に限界がある旨説明があった。検体数を減数するか他業者に依頼し直すかを検討してきたが、時間的に制限があり、他業者への依頼は断念した。研究年度を1年間猶予してもらい検体数を若干減数し比較する方針とし、使用検体を再度検討し現在提出検体数の最終調整を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

TGFB1十BMP2の当初の予定検体採取量より検体数が増加したために経費の再編を余儀なくされた。MicroRNAの血漿内濃度測定が高額であり、予定量の検体を依頼することが予算的に躊躇されたため再度測定検体数を再検討した。そのため検体依頼提出が遅延し、結果獲得期に遅れを生じている状況である。

今後の研究の推進方策

再考した検体数でのMicroRNAの血漿内濃度測定を行い、TGFB1とBMP2との関連性を調査し、知見を得られると確信している。現在提出検体数の最終調整を行っている。

次年度使用額が生じた理由

TGFB1 、BMP2の検体測定数が溶血、検体消失などで予定より増加したため費用がかさんだ。また、Micro RNA測定の検体当たりの費用が高額であるため、測定検体数を再考した。

次年度使用額の使用計画

再考したMicro RNAを測定し、サイトカイン(TGFB1、BMP2)の推移との関連性を検討し考察する。さらにそこで得られた知見を適切な学会雑誌に発表する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 骨癒合過程におけるTGF-βファミリーの血漿中の濃度変化について2014

    • 著者名/発表者名
      原 義明
    • 学会等名
      第40回骨折治療学会
    • 発表場所
      熊本県民交流館パレア
    • 年月日
      2014-06-27 – 2014-06-28

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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