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2015 年度 研究成果報告書

光遺伝学的手法を用いた咬筋運動ニューロン興奮性制御におけるTASKの役割の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24592797
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関鹿児島大学 (2015)
大阪大学 (2012-2014)

研究代表者

齋藤 充  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (50347770)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード口腔生理学 / 咬合 / 閉口筋 / 運動単位 / 序列動員 / 張力調節 / TASKチャネル / 三叉神経
研究成果の概要

三叉神経閉口筋運動ニューロンでは、四肢・体幹筋同様サイズの原理に基づいた序列動員が行われるが、不均一なTASK1/1及びTASK3/3チャネル分布により、細胞体径の分布幅に見合う範囲を上回って入力抵抗値は広範な分布を示した。この特徴が、伸張反射回路を介する筋紡錘感覚入力により精緻な張力調節を実現する最も基礎的な機構となっていることが考えられた。また、一酸化窒素作動性入力の活性化により、同ニューロンの動員様式が変調を受ける可能性が示された。これらの所見から、閉口筋の運動制御に関わる脳幹の神経回路は、四肢・体幹筋の制御に関わる脊髄レベルの神経回路とは根本的に異なる特徴を有することが明らかとなった。

自由記述の分野

神経生理学

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公開日: 2017-05-10  

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