研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、継続的な甘味溶液摂取による味覚感受性の変化の詳細と、その現象の分子基盤を解明することを目的とし、2 mM saccharin-Naを蒸留水代わりに与えた実験群マウスと、同期間蒸留水を与えたマウスについて、鼓索神経と舌咽神経の応答と舌の味細胞における甘味関連遺伝子発現を検索した。その結果蒸留水を与えたマウスと比べ2mM saccharin摂取マウス群では、甘味溶液に対する応答が有意に変化し、甘味応答の大きさと関連してT1R3の発現量が変化する可能性が示唆された。
医歯薬学