口腔がん発症における脱アセチル化酵素と転写因子の果たす役割

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24592839
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 病態科学系歯学・歯科放射線学
• 研究機関: 北海道医療大学
• 研究代表者: 小林 正伸 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (80241321)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 低酸素 / 低栄養 / 転写因子 / 脱アセチル化酵素

研究成果の概要

本研究では、脱アセチル化酵素Sirtuinと発がんに関わる転写因子との相互作用に着目し、Sirtuinによる転写因子の機能調節が遺伝子発現にどのような影響を及ぼすかを解析することにより、がん細胞におけるSirtuinの役割を明らかにすることを目的とした。
SIRT7は、脱アセチル化酵素活性依存的に、BCL6タンパク質の発現を正に制御することで、転写抑制活性を増強することが示唆された。

自由記述の分野

腫瘍学