次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度中に、GFP発現A. actinomycetemcomitansの遺伝子組み換え操作が完了しなかったため、動脈硬化モデルマウスであるApoE欠損マウスにGFP発現A.a.を投与する実験、及び、in vitroにおける平滑筋細胞、血管内皮細胞、繊維芽細胞、単球系細胞を用いた実験系を開始していない。遺伝子組み換え操作に使用する消耗品、またT細胞サブセットに関する実験に関する物品は平成24年度から継続して購入しており、平成25年度の支出額で充分であった。 GFP発現A.a.の作製が完了次第、動物実験、細胞培養実験を行うため、次年度使用助成金が生じた。 GFP発現A.a.の最終段階での遺伝子排列の確認のためシークエンサーにかける(シークエンサー関連試薬 150,000円)。ApoE欠損マウス(10,000円×50匹)にGFP発現A.a.を感染させ、組織切片を作製する(組織切片作成用試薬200,000円)。血管内皮細胞(100,000円)、平滑筋細胞(100,000円)、繊維芽細胞(100,000円)、単球系細胞(100,000円)の重曹培養システム(プラスチック器具200,000円)にGFP発現A.a.を感染させる。マウスからの組織回収、細胞調整等にシャーレ、遠心管等のプラスチック器具(50,000円)を使用する。 T細胞サブセットの解析:real-time PCR関連試薬(100,000円)、フローサイトメトリー用蛍光標識抗体(50,000円×4本)。
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