今後の研究の推進方策 |
細胞内シグナル伝達物質の解明をするためにまず以下の実験を行う。 1. IL-17の最適な刺激時間の決定: 1.ウォーターバス(37℃)を用いてNK92細胞にIL-17の時間的変化(0,1,3,5,15,30,60,120分)による刺激を与える。サンプル作製後ウエスタンブロット法により、各種抗体(Phospho-ERKなど)にてリン酸化状態などを検討し、IL-17の最適な刺激時間を導きだす。 2. IL-17の最適な刺激濃度の決定: 1.で求めた最適な刺激時間でNK細胞に各種濃度(1,5,10,50,100 μg/ml)のIL-17刺激を与える。サンプル作製後ウエスタンブロット法により、各種抗体(Phospho-ERKなど)にてリン酸化状態などを検討し、最適な刺激濃度を導きだす。
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