リシン、ロイシン、または、トリプトファンによる多孔質ハイドロキシアパタイト(HA)担体気孔での骨髄幹細胞の接着は、トリプトファンが高い効果を示した。In vivoで、アルギン酸ゲル懸濁骨髄細胞を播種した多孔質HA担体の多くの気孔に骨形成を認め、外径8㎜の多孔質HA担体の中空の直径が2、3、または、4mmの中で、3mmのHAが有意に骨形成効果を示した。 直径8mmの円筒状HAとその中空に入れた5mm径の円柱状スポンジからなる二相性担体に骨髄細胞あるいは口腔粘膜由来細胞と線維芽細胞を播種してラット背部皮下に埋入して、HA相に骨、スポンジ相に疎な結合組織と小血管を含む歯髄-象牙質複合体を再現した。
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