研究課題
基盤研究(C)
咀嚼、嚥下など機能運動をしている際に生じる口唇圧、頬圧を測定するために、圧力センサを用いた測定装置を製作した。このシステムを用いて、前歯部、犬歯部、咀嚼即臼歯部、非咀嚼側臼歯部における咀嚼・嚥下時の口唇圧・頬圧を測定した。その結果、①口唇と頬は下顎運動と協調して口腔前庭に圧を生じていること、②咀嚼の進行と食塊の形成過程において口唇圧・頬圧は変化し、嚥下時において大きな圧を発現することがわかった。
味覚