研究課題/領域番号 |
24592921
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
諸井 亮司 九州大学, 大学病院, 助教 (70325471)
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研究分担者 |
坂井 貴子 九州大学, 大学病院, 講師 (60128022) [辞退]
牧平 清超 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (80304450)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 骨吸収 / メカニカルストレス / RANKL / 破骨細胞 |
研究実績の概要 |
平成24年度は通常の培養条件およびメカニカルストレスの一種である伸展刺激をシミュレートした培養環境下で骨芽細胞を培養した。この伸展刺激の負荷のためにストレックスに専用のシリコンチャンバーを使用した。5%または20%のレベルの周期性伸展刺激を骨芽細胞様細胞株であるMC3T3-E1細胞に負荷し、周期性伸展刺激を負荷した細胞からRNAを抽出し、周期性伸展刺激に対する骨芽細胞の反応をRNAレベルで検討した。平成25年度は上記の研究をタンパク質レベルで解析した。その結果、伸展刺激の条件によって、MC3T3-E1細胞におけるこれらのタンパク質発現が異なることが判明した。平成26年度は、骨芽細胞と破骨細胞の相互作用にEphB4とephrinB2の結合の重要性が指摘されていることから、これらの分子に着目し、メカニカルストレスに対するこれらの分子の動態を検討した。その結果、圧縮と伸展刺激ではEphB4 mRNAの発現は異なることが示唆された。
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