食事栄養指導ツール開発のための咀嚼・嚥下機能と食事・栄養状態の関連の検討

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24592925
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 西 恭宏 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (10189251)
• 研究分担者: 村上 格 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (80264448) ; 中村 康典 独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター(臨床研究部), 歯科口腔外科, 医長 (30315444) ; 加地 彰人 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (40550009) ; 長岡 英一 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 客員研究員 (00028812) ; 田中 帝臣 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (40613146)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 栄養評価 / 咀嚼機能 / 嚥下機能 / 高齢義歯装着者 / 食事

研究成果の概要

本院を受診した70歳以上の高齢義歯装着者10名において，咀嚼ならびに嚥下の機能状態に食事・栄養状態がどのように関連しているかを検討した。咀嚼機能と嚥下機能についてのそれぞれ数種の検査を実施して相関を検討したところ，筋運動の強さを示す咬合力と押しつけ舌圧との間に相関が認められたが，カロリーと蛋白の栄養摂取量に対する咀嚼機能と嚥下機能の相関は認められなかった。今後は機能低下が著しい生活自立度の低い被験者において検討していく必要がある。

自由記述の分野

歯科補綴学