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2014 年度 研究成果報告書

抗菌界面活性剤のアクリルレジンへの安定分散とレジンのバルクおよび表面物性への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 24592927
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 補綴系歯学
研究機関北海道医療大学 (2014)
岩手医科大学 (2012-2013)

研究代表者

根津 尚史  北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (40264056)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード抗菌性界面活性剤添加アクリルレジン / 抗菌物質分散方法 / 共溶媒 / 溶出成分 / 機械的強度 / 変色 / 可塑効果 / 重合阻害
研究成果の概要

常温重合型アクリルレジンに抗菌物質として塩基性界面活性剤を添加した際の、重合体内の活性剤分散性、バルクの機械的性質および表面の色調等を検討した。レジンモノマーに不溶の活性剤粉末を直接添加すると、機械的強度は低下しなかったが光学的に著しく不均一になった。一方、活性剤とモノマーの共溶媒であるエタノール等を介して重合すると完全に一様な重合体が得られたが、機械的強度が顕著に低下し、著しい変色が生じた。これはアルコールの重合阻害と可塑作用およびアミン系重合開始剤との反応によると推測された。種々の条件下での調製の結果、強度低下と変色を許容限度内に抑え、かつ活性剤を溶解可能な共溶媒の配合条件を確定できた。

自由記述の分野

歯科理工学 界面化学 高分子化学

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公開日: 2016-06-03  

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