研究課題
基盤研究(C)
チタンは補綴装置に応用されているが、近年、Ti-6Al-7Nb合金やTi-15Mo-5Zr-3Al合金なども開発され、一部歯科臨床に導入されてきている。しかし、チタン合金の接着に関する系統的な報告は少ないのが現状であった。そこで申請者らは、チタン合金の接着耐久性を改善することを企図した。本研究の結果、チタン合金と構成成分の接着には、疎水性リン酸エステルあるいはホスホン酸を含むプライマー、トリ-n-ブチルホウ素誘導体を重合開始剤とする接着材料等の有効性が示された。
医歯薬学