研究課題/領域番号 |
24593027
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大倉 正也 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (10281130)
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キーワード | 口腔癌 / 扁平上皮癌 / QOL |
研究概要 |
アクセプトされた論文が掲載された。Risk Factors for Distant Metastasis in Squamous Cell Carcinoma of the Oral Cavity.J Oral Maxillofac Surg. 2013;71(7):1291-7.後発転移の救済率と生存率に関して、2001年以降有意に上昇していることを証明した論文をBMC cancerに投稿したが、リジェクトされた。現在、Head&Neckに投稿するための準備を行っている。4th IAOO World Congressに参加し、IMPROVEMENT OF SALVAGE RATE WITH LATE THERAPEUTIC NECK DISSECTION FOR N0 NECK IN ORAL SQUAMOUS CELL CARCINOMA PERMITS WAIT-AND-SEE POLICYを口演、大学院生にEVALUATION ATROPHY OF STERNOCLEIDOMASTOID MUSCLE AFTER NECK DISSECTIONを発表させた。続いて、21st international conference on oral and maxillofacial surgeryではAsian Symposium : Oral Cancer Treatment based on Fundamental Research in Asiaで30分の口演を行った。口腔癌治療後のQOLの評価をEORTC QLQ-C30, H&N35を用いて評価し、その有用性と問題点を明確にし、その結果を大学院生の学位論文として発表した。多施設では、5つの後ろ向き研究と1つの前向き研究を走らせている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
論文のアクセプトが達成でいていない。impact factorの高いところを選択していることも要因として考えられる。また、近年のOpen Access Journalの出現のために、投稿費用がかさむことが危惧される。
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今後の研究の推進方策 |
論文の校閲に関して、もう少し予算を使って行うことを考えている。研究は多くのデータ収集は継続しており、その解析に時間が費やされている。もう少し、マンパワーがほしいところであるが、患者個人情報を扱うため、多くの人に関わっていただくことが難しく、現状の進め方しか現時点では困難と考えている。
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次年度の研究費の使用計画 |
データ収集と解析に時間を費やし、学会発表が重なり、基礎研究に費やす時間が少なくなってしまった。 計画予定に準じる。
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