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2014 年度 実施状況報告書

TGF-β/Smad3シグナル伝達経路をターゲットとした新創傷治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24593049
研究機関群馬大学

研究代表者

横尾 聡  群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00322206)

研究分担者 高山 優  群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (60507490)
小川 将  群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (70622041)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードTGF-β/Smad シグナル / 創傷治癒 / 瘢痕 / 口腔粘膜
研究実績の概要

口腔粘膜は皮膚に比較して創傷治癒が早く,瘢痕を形成しにくい。このうち口腔粘膜の「傷の治り易さ」に関して、われわれは、口腔粘膜、皮膚それぞれのkeratinocyteの生物学的特性、特に細胞膜を構成する脂肪酸、すなわち、パルミチン酸を中心としたkeratinocyteのエネルギー代謝の面から見た研究を重ねてきた。本研究課題では、これまで明らかにした新しい創傷治癒機構をベースとして、上皮下組織、真皮における創収縮、つまり瘢痕形成の観点から、口腔粘膜および皮膚でのTGF-β/Smadシグナル伝達の相違を解明することを目的として研究を進める予定であった。
しかし、平成24年からSmadノックアウトマウスのエクソン8をセオマイシンカセットにより置換、破壊することによって、Smad変異ES細胞を樹立し、通法によりC57BL/6マウスマウスバックグランドで作製を試みて来たが、依然完成に至っていないのが現状であり、期間中に研究を遂行することが難しくなってきた。今後、さらにこの研究を継続するにあたって、研究方法等の見直しに迫られており、大幅な方向転換の必要性を検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究(実験)方法に問題があるのかもしれない。また、実験に割り当てる時間が少なく、継続時間が取れないことも大きな理由のひとつである。

今後の研究の推進方策

研究全体を通したステップ1がいまだに成功しておらず、研究期間内での到達目標は困難な状況である。目的や方法の大幅な見直しが必要な状況である。

次年度使用額が生じた理由

平成24年からSmadノックアウトマウスのエクソン8をセオマイシンカセットにより置換、破壊することによって、Smad変異ES細胞を樹立し、通法によりC57BL/6マウスマウスバックグランドで作製を試みて来たが、実験が完成に至らず,次年度使用額が生じた.

次年度使用額の使用計画

上記理由により,今後、さらにこの研究を継続するにあたって、研究方法等の見直しに迫られており、大幅な方向転換の必要性を検討中である。このための準備,再計画の予備実験費用として未使用額を使用したい.

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公開日: 2016-05-27  

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