研究課題
基盤研究(C)
糖尿病に伴う高血糖の条件下では、歯科矯正治療などにより歯槽骨が破壊的に吸収されることがある。本研究では高血糖下で矯正力を加えた際の歯槽骨がどの程度吸収するかをラットを用いて3次元的に検証し、さらに適切な矯正力について検討した。さらに、失われた歯槽骨の回復が低出力超音波パルスを用いて可能かどうかを検証した。これらより、高血糖下では歯槽骨の吸収は著しいことが3次元的に明らかになった。さらに、低出力超音波パルスは歯槽骨の再生に有効であることがわかった。
歯科矯正学