研究課題/領域番号 |
24593107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
六車 武史 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (20343436)
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研究分担者 |
飯嶋 雅弘 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20305915)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 矯正用材料 / DLC成膜 |
研究概要 |
摩擦試験、培養試験等に使用するための板状試料を設計、加工を行い、矯正用ブラケット、矯正用ワイヤーと共にDLCコーティングを2条件にて施工した。 板状試料の摩擦試験を行うにあたり、ピンアンドディスクタイプの試験機の設計を試行錯誤している最中である。 DLCコーティングブラケットに対する対照群として未処理のブラケットのワイヤーとの摩擦に関して試験を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究に使用する試料等は順調に準備できている。摩擦試験器もモーター部分の設計加工が終了しているが、摩擦の読み取り(センサー)部分の設計に時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
摩擦試験器は現在業者と話し合っており、より精度の高い計測器の設計に仕上げる予定である。培養試験については、順次行っていく予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
DLC成膜試料に対し、表面粗さを原子間力顕微鏡を用いて行い、被膜厚さについては走査型電子顕微鏡で観察、計測を行う。 表面硬さと弾性係数はナノインデンテーション試験により算出する。 細胞培養試験は板状試料に線維芽細胞を用いて生体親和性の検討を行う。
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