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2013 年度 実施状況報告書

DLC成膜による高生体親和性矯正材料の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24593107
研究機関北海道医療大学

研究代表者

六車 武史  北海道医療大学, 歯学部, 助教 (20343436)

研究分担者 飯嶋 雅弘  北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20305915)
キーワードDLC成膜 / 摩擦係数 / 細菌付着性
研究概要

前年度から摩擦試験用のピンアンドディスク試験器の設計、作製依頼を行っていたが、試験器が完成し、現在人工唾液を用いた湿潤状態での摩擦係数をDLC成膜試料と未処理の試料で実行しているところである。
細菌の付着試験については、DLC成膜試料と未処理の試料との間で一定の結果を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度、摩擦試験器が完成し、順次実験を行っているところである。細菌の付着性についても条件の算出に時間を要したが、一定の結果が得られた。

今後の研究の推進方策

今後は、DLC成膜ワイヤーの機械的特性について、特に曲げに対する特性について実験をしていく予定である。

次年度の研究費の使用計画

SEM関係の消耗品等の購入を考えたが、まだ、少量の在庫があったため、次年度使用額が生じた。
DLC成膜試料の在庫がなくなったため、次年度にその購入費およびDLC成膜費に充てる予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Frictional and mechanical properties of diamond-like carbon-coated orthodontic brackets2013

    • 著者名/発表者名
      Muguruma T, Iijima M, Brantley WA, Nakagaki S, Endo K, Mizoguchi I
    • 雑誌名

      European Journal of Orthodontics

      巻: 35 ページ: 216-222

    • DOI

      10.1093/ejo/cjr113

    • 査読あり
  • [雑誌論文] DLC成膜ブラケットの特性と臨床応用2013

    • 著者名/発表者名
      六車武史、飯嶋雅弘、溝口 到
    • 雑誌名

      北海道医療大学歯学雑誌

      巻: 32 ページ: 75-78

    • 査読あり
  • [学会発表] セルフライゲーティングブラケットの摩擦特性におけるトルクの影響2013

    • 著者名/発表者名
      六車武史、飯嶋雅弘、甲田尚央、溝口 到
    • 学会等名
      日本矯正歯科学会
    • 発表場所
      長野県松本市
    • 年月日
      20131007-20131009

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公開日: 2015-05-28  

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