研究課題
基盤研究(C)
咀嚼運動中,咬合接触部位の変化が下顎頭や関節円板の運動,咀嚼筋活動にどの様な影響を与えるか,ウサギを用いて実験を行った.咬合接触部位が最後方臼歯になる場合と最前方臼歯になる場合とでは下顎頭運動は大きく異なり, 何れの場合も関節結節,関節円板,下顎頭の3者の協調を阻害する可能性があるという結果が得られた.特に最後方臼歯で咬合接触する場合は左右咬筋の筋活動量が異常な運動を起こすか否かに大きく関わっていた.
口腔生理学