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2014 年度 研究成果報告書

低酸素誘導因子の歯周病への影響とその抑制蛋白の治療薬としての可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 24593125
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

木戸 淳一  徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (10195315)

研究分担者 稲垣 裕司  徳島大学, 病院, 助教 (50380019)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード低酸素環境 / HIF / 炎症性サイトカイン / 抗菌ペプチド / 血管新生因子 / LPS
研究成果の概要

歯周ポケット内の低酸素環境が歯周病病態に与える影響を検討するため,低酸素作用の主因子であるHypoxia-inducible factor(HIF)が関連する炎症や免疫反応等への影響を調べた。その結果,口腔上皮細胞や線維芽細胞で低酸素によりHIFが増加し,炎症性サイトカインや血管新生因子の発現が増加する一方,カルプロテクチン(CPT)等の抗菌ペプチドの発現が減少した。HIF阻害剤であるchetominは,低酸素によるTNF-aやVEGFの増加を抑制し,CPTの抑制を減少させた。この結果から,歯周ポケットの低酸素環境は,歯周組織に炎症を惹起し,HIFの抑制は改善を引き起こすことが示唆された。

自由記述の分野

歯周治療学

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公開日: 2016-06-03  

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