口腔洗浄器(洗浄圧350kPa)の併用による0.2%クロルヘキシジン溶液の口腔バイオフィルム抑制効果をその堆積厚さから検討したが、増強作用は検出できなかった。 酸蝕象牙質の磨耗に対するブラッシング力を伝達する因子(毛先の形態、ブラッシング圧、歯磨剤の粘度)の影響を、電子線マイクロアナライザによる歯質消耗の厚さから評価したところ、フラット毛よりテーパー毛の方がブラッシングによる磨耗が大きかった。 S-PRGフィラー配合歯磨剤から抽出されるAl、B、F、Srのバイオフィルム浸透性を、depth-specific analysisの手法で検討したところ、FとSrはバイオフィルムの内部まで浸透していた。
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