研究課題/領域番号 |
24593189
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
奥 朋子 千葉大学, 医学部附属病院, 看護師長 (20375885)
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研究分担者 |
山本 利江 千葉大学, 看護学研究科, 教授 (70160926)
手島 恵 千葉大学, 看護学研究科, 教授 (50197779)
和住 淑子 千葉大学, 看護学研究科, 教授 (80282458)
黒田 久美子 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (20241979)
増島 麻里子 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (40323414)
谷本 真理子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (70279834)
小林 美亜 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (00327660)
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キーワード | 外来看護 / 看護専門外来 / 一般外来 / 連携 / 継続看護 |
研究概要 |
本研究の目的は、現代の病院外来における患者・市民・実践者・研究者の新たなニーズや期待、役割発揮の可能性を明らかにし、より患者・市民に必要とされ、確かな研究知見の創出・適用・活用が促進される新たな外来看護の検討に向けた基礎資料を作成することである。 平成25年度の研究実績の概要は、外来看護に携わる実践者が必要とする外来実践の根拠となる知識、示したい外来看護の実態等、外来に関する看護研究課題を明らかにするために、平成24年度に専門外来担当者を対象に行ったインタビュー調査の回答内容から、看護専門外来における課題を抽出した。 また、外来看護実践の充実を目指し、自施設の外来看護での取り組みの現状を第19回千葉看護学会学術集会の交流集会において話題提供し、地域の保健医療福祉施設の看護職と、外来における継続看護について討議する機会をもった。 そのほか、外来におけるカンファレンスの充実を図るために、一診療科の外来カンファレンスの撮影ビデオを用いて外来看護師を対象とした勉強会を行った。 さらに、今後外来看護のさらなる充実を図るための実践方法を把握するために、外来において先進的な取り組み:Patient Flow Management(PFM)システムを採用している施設の視察を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
調査結果の分析に時間を要し、当初作成を完了させる予定であった専門外来における業務基準が未完成に終わった。
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今後の研究の推進方策 |
研究分担者の作業役割を明確にし、効率的にデータ分析を進める。また、研究会議をこまめに行い、各々の作業の進捗を明らかにして研究を推進していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
先進的な取り組みをしている海外の施設の視察を検討したが、臨床実践業務との兼ね合いで実現できなかった。 患者を対象としたニーズ調査、外来看護において先進的な取り組みをしている施設の視察費用、及び自施設の新外来棟開設後の外来看護のさらなる充実に向けた環境整備に要する物品の調達を行う。
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