研究課題
2014年4月20日に大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館において、石原孝二(東京大学)「当事者研究と現象学」という講演および研究会を行った。12月21日に、東京大学本郷キャンパスにおいて、科研研究「ケアの現象学の具体的展開と組織化」(代表者:榊原哲也、基盤研究(B)、24320004)と共催で、合同研究発表会「ケアの現象学的研究──方法と実践」を行った。以下はその呼びかけ文である。「看護をはじめとするケアの領域においても、現象学的な研究方法が少しずつ知られるようになってきましたが、まだ「難しい」、「本当に役に立つのだろうか」という声があるのも事実です。そこで今回、看護と哲学の研究者が共同で行ってきた、現象学的看護研究の方法についての探求と、それにもとづく研究実践の成果を報告したいと思います。今回は看護学の領域が中心になりますが、広くケアの現象学的研究に関心のある方々、これから現象学的研究について学びたいという方々にご参加いただきたいと考えています。」第1部では「ケアの現象学的研究の実践」と題して、村上靖彦(大阪大学)、福田俊子(聖隷クリストファー大学)、守田美奈子(日本赤十字大学)の各氏の発表を行い。第2部では「ケアの現象学的研究の方法」と題して、榊原哲也(東京大学)、松葉祥一(神戸市看護大学)、西村ユミ(首都大学東京)、グレッグ美鈴(神戸市看護大学)の発表とディスカッションを行った。
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Annales de phenomenologie
巻: 13 ページ: 181-210